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グリーンシートの目的として未公開企業への資金調達を円滑に行い、未公開株を保有する投資家の換金の場を提供することが目的です。グリーンシートには、いくつかの種類に分けられることができます。
まず、過半数が該当するエマージング証券会社の審査によって、成長のすると見込まれ、グリーンシートの銘柄として適切である判断された「エマージング」。
オーディナリー証券会社の審査により、グリーンシートの銘柄として適当であると判断された「オーディナリー」。
フェニックスの廃止または登録が取り消された銘柄の中で、流通性を確保することが必要であると判断された「フェニックス」。
投信・SPC優先出資証券または投資証券の中で、グリーンシートとして適当であると判断された「投信・SPC」があります。
グリーンシートには、取引場所を持ちません。また、銘柄ごとに取り扱っている証券会社が決まっております。そこでグリーンシートを入手するために、その証券会社で口座を開く必要になります。
グリーンシートの最大のメリットは、大化けするであろう企業の新規公開株が購入しやすくなることです。新規公開株は、大変人気が有り、高い倍率の抽選を通過する必要があるため入手が非常に困難です。
しかしグリーンシートを購入することで、はるかに当選しやすくなります。将来を見込んだ企業が上場を果たすことで、大きな利益を生むことができるのです。
但し、投資した企業が成長し無事に上場した事例は少数です。また、グリーンシート銘柄の指定を取り消された企業も多数あります。
税制面での優遇が受けられるのも魅力です。さらに、ベンチャー企業への投資を促進する“エンジェル税制”の恩恵が受けられます。このような税制が追い風となれば、グリーンシートの市場が、一気に活発化する可能性もあります。
企業にとって資金調達が円滑にでき、投資家にとっても公募による増資参加が容易にできる制度なのです。
1997年、金融庁が未公開株式の投資勧誘制度として発足されました。
まず、証券コード審議会によってグリーンシートを銘柄コードとして付番され、さらに、グリーンシート銘柄に対する公認会計士監査が緩和されました。
2002年に金融庁は「証券改革プログラム」としてグリーンシートの拡充を証券業協会の要請を行いました。翌2003年にはインサイダー等による不正な取引を防止するために、グリーンシート銘柄の取引に関する法令が発令されました。
その後、日本証券代行が金融庁より私設証券取引システムの認可を得られたことで、グリーンシート取引システムが稼動されました。さらに、日本証券業協会で規則改正を行ったことで、多くの証券会社が参加できるように整えられました。
グリーンシートは証券取引法上では正式な市場として扱われていませんでしたが、2005年に「取扱有価証券」と同法として扱われるようになり、多数の証券会社が参加できるように体制が整いました。
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